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税金・相続・節税・時事ネタを中心に税理士界の池上彰がお届けします

皆さん!こんにちは!あまお税理士です。

今回のテーマは

「年金の授業 第3回」です。 

今回は、具体的に今、ブログをお読みの皆様が、「将来、どれくらい年金を受け取れるのか」を 2020年度の情報を元にお伝えしていきます。 

 

今回は、Excelファイルをダウンロード出来るようにしています!!

 

そちらに見込みの数字を入力してもらうと、将来の金額がわかるようになっています。 

 

是非、ご活用ください!! 

 

↓年金早見表はこちらからダウンロード 
 

そして、第4回目は、「共働き夫婦の場合」についてお届けしますので、

 

そちらもお楽しみに!! 

 

さて、国民年金の払い込み期間は40年(480ヶ月)ですが、そのうち、ひと月支払わなかっただけで、どれ位、もらえる金額が減るのでしょうか?

 

答えは、

 

ジャン!!

 

 年間1,629円減ります。 

 

そもそも月々もらえる金額は65,000円、年間だと約780,000円しかないですが、そこから1,629円減る ということになります。 

 

年金に関しては、年に一回、誕生日の月に送られてくる「ねんきん定期便」や、 日本年金機構のホームページ「ねんきんネット」(登録が必要です。)で、 今現在、何ヶ月払い込んでいて、将来いくら年金がもらえるか、その予定金額を見ることが出来ます。 

 

では、これから、 「将来このまま何年払い続けたら、いくらになるか?」ということをパソコンの画面を使って、お伝えしていきます。

 

では、Excelの一覧表を観てみましょう。

ご自身で入力して、「実際、ご自分がどれくらいもらえるか」を計算してみてください。

 

夫婦共働きの場合は、基本は、「×2」となりますが、それについては、第4回目でお話をしていきます。

 

国民年金は、2020年現在で、支払う金額は、毎月16,540円です。

それを最低10年間は払わないといけません。

 

10年払ってもらえる、月々の支給額は、16,285円となっています。

 

最大の40年間払った場合でも、年間で約78万円で、月割りにすると、

 

65,141円となります。

 

そして、会社員の方や公務員の方など、厚生年金に加入している場合は、

 

例えば、平均報酬月額が35万円の場合で、40年間払い続けると、

 

月々76,734円もらえます。

 

ですので、国民年金と厚生年金の両方を合わせると、月に約14万円が支給されます。

次に社会保険ですが、社会保険は、健康保険と厚生年金を足して、本人負担が約15%ですが、
会社もほぼ同額を払っています。
 
平均報酬月額が35万円の場合は、年金の月々の支払い額が、32,940円となります。
 
平均報酬月額というのは、イメージとしては、年収を12ヶ月で割ったものと思ってください。
 
賞与であったり、社会保険の計算に入る交通費や通勤手当などもありますが、
そのあたりの細かいものは抜いておいて、年収を12で割ったイメージです。
 
平均月額報酬が20万円の場合は、月々、たったの43,848円しかもらえません。
では、実際に自分の年金をどのように計算するか?
 
注意書きにもありますが、このExcel表は、「全て令和2年を基準にしての概算値であり、将来の年金収入を保証するものではありません」ので、ご注意ください。
 
ですので、このExcel表に出ている数字、調整率とか、年金の支払額というものも、
あくまでも令和2年度のものですので、今後変わっていく予定は十分にあります
 
国民年金の場合ですが、黄色のところに、まず、加入年数を年ベースで入れてください。
10年間払った場合、10を入力すると、「月額予定」が16,285円となります。
MAXの40年払った場合は、65,141円となります。
 
19年と半年の場合は、19.5と入力してください。
例えば、19年と半年、厚生年金を標準報酬月額が30万円で払っている場合は、合計63,820円
しかもらえません。
 
 
このExcel表を使って、どれくらい自分がもらえるかを見てもらえます。
「年金定期便」とか「年金ネット」で見られるのは、”今現在”のものなので、
 
例えば、19年と半年支払っている40歳くらいの方で、「あと18年くらい払うぞー!!」という方は、
加入年数を37年にしてもらうと、
それでも、12万円くらいに”しか”ならないことが分かると思います。
以上は、あくまでも配偶者のことを考えずに作成しています。
 
一人の場合です。
 
配偶者のいる方の場合、配偶者の方が専業主婦である、配偶者の方が年金を過去に払っていた、今後払う予定があるなどでも変わると思います。
 
では、もとを取るのはどれくらいかというお話ですが、
 
例えば、第2号と言われるサラリーマンの方が、40年間フルで働いて、
35万円の標準報酬月額で年金を払いました。
その場合、月々141,875円をもらえます。
 
そして実際に支払っているのが、32,940円を480ヶ月なので、
15,811,200円となります。
 
これを月々もらえる金額で割ると、111ヶ月です。
10年は行かないけれど、10年近くです。
 
111ヶ月もらい続けないと、払った以上のものがもらえません。
今は65歳からもらえますが、70歳からもらうとなると80歳です。
 
男性の平均寿命が86歳なので、そこまでは行かないかもしれないですが、
損する可能性もあることを、是非、知っておいてください。
 
今回は、このExcel表をダウンロード出来るようにしてありますので、この一覧を眺めるだけでも良いです。
 
ダウンロードして、計算してみるのもよしです。
 
↓年金早見表はこちらからダウンロード 
 
配偶者や専業主婦の方はどうなるのか?
 
第4回も、是非、楽しみにして頂きたいと思います!!

あまお税理士は、これからも、経済や税金など、みなさんのお役に立つようなお話をお届けいたしていきます!!

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