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2020.11.17
こんにちは。相続税理士の天尾です。('ω')
今回のテーマは、『相続税の申告における税理士の必要性』。
相続税の申告手段はこの2つですが、税理士って本当に必要なのでしょうか?
「報酬ってお高いんでしょ?」
「自分でやった方が費用かからずお得では?」
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こんな方はぜひ、読んでみて下さい。
税理士への依頼に抵抗を感じてしまう一番の原因は、『支払う報酬』でしょう。
決して安いとは言えない金額ですので、慎重になるのは当然のことです。
自力でやれば依頼する必要がなくなり、出費が抑えられお財布にも優しい。
できることなら『お得』に相続を完了させたいですよね。
この記事では、そんな葛藤を解決するためのヒントをご紹介。
ぜひ、ざっくりとお目通し下さい。
申告を無事に達成するためには、絶対に避けては通れません。
とくに厄介なものは、『財産の確定』と『相続税の計算』。
財産をトコトン調べ尽くし、正確な計算が求められます。
不動産や株がある時は難易度が爆上がりするため、さらに神経を尖らせる必要があるでしょう。
相続は専門家でもかなり気を遣うイベント。
浅い知識だけでは達成は困難です。
あらゆる知識を身に付ける必要があるため、不慣れであれば相当苦労するでしょう。
「知識なんて、ネットで調べればあっという間じゃない?」
たしかに、検索すれば情報はたくさん出てきます。
基本的な知識から節税情報まで、検索すればあっという間にヒット。
「自分でやってみた!」などのブログを参考にしてみるのも役立つでしょう。
しかし、『財産内容』や『事情』は人それぞれ。
【完全コピー】で再現することはできず、あくまで参考資料であることには変わりありません。
最終的な判断は自分自身、ということだけは忘れないでおきましょう。
申告までの期限は、たったの『10ヶ月』。
かつかつハードスケジュールで、のんびりやる余裕なんてありません。
さらに、相続以外のこともあり多忙からの回避は不可。
いかに効率よく動けるかが鍵となるでしょう。
― 申告までにやること -
etc.
また、不慣れな作業は大なり小なり不安を抱えます。
「これで合っているだろうか?」
「期限までに間に合うだろうか?」
仕事の合間に行う予定の人や、身内が不仲な人は余計に負担がかかるでしょう。
体力はもちろん、メンタルの管理も重要となってきます。
『脱税は絶対許さない』
税務署は、提出された申告書からミスやモレを見つけなければいけません。
もし、あなたが税務署側であればどちらを入念にチェックするでしょうか?
恐らく多くの答えは個人のものでしょう。
調べた結果、疑問があれば『お問合せ』。
せっかく申告が終わっても、その後も対応しなければいけない可能性があります。
本来支払うべき相続税より、少なく申告した場合はペナルティ。
足りない金額だけを払うだけでは許してもらえません。
追加で『ペナルティ料金が上乗せ』され、余計な支払いが発生してしまうのです。
残念なことに、ペナルティ料金は決して安くはありません。
費用を抑えるはずが、逆に増える危険があるということを充分に理解しておきましょう。
手続きをすれば、過払い分を返金してもらえます。
ただし請求期間があり、過ぎた後は二度と戻ってこないので注意。
なお、多く払っていても税務署は教えてくれません。
最善の保身方法は、『正しい申告』ということを覚えておきましょう。
ご確認ください
いくつ当てはまる?
(Check①~⑩まであります)
★Check①
相続人は自分1人。
または、複数いるが不仲ではない。
★Check②
借金を含む、『全財産をモレなく』把握している。
★Check③
財産の中に不動産がない。
★Check④
以下『申告が必要な特例』を使う予定がない。
Check⑤
生前贈与や名義預金など、『資金の移動』がない。
Check⑥
平日に動ける。時間が確保できる。
Check⑦
費用が削れるなら、時間と手間をかけても平気。
Check⑧
書類関係の作業が嫌じゃない。
Check⑨
計算がそれなりに出来る。数字が苦手じゃない。
Check⑩
相続税の知識が多少ある。
または、知識を付けるための勉強が苦じゃない。
いかがだったでしょうか?
当てはまる数が多ければ、自力でやってみていいかもしれません。
とくに【★】の項目は最低限クリアしておきたいところ。
1つでも『No』があれば難しい相続になる可能性があり、リスクが生じてしまうでしょう。
「困った時だけ相談できないかな?」
そんな欲張りさんは、Webサービスの利用も一つの手。
ネット上で相談や申告ができるため、スキマ時間も無駄なく活用することができます。
必要なものを必要な時にだけ。
スマートでエコ思考な人におすすめです。
自力申告の『可否』について、税理士事務所に相談してみるのもおすすめ。
専門家から直接意見を聞くことで、冷静な判断をすることが出来ます。
また、書類集めなど自分で出来そうなところだけをやってみるのも良いでしょう。
一概には言えませんが、その分費用を安くすることも出来ます。
多くの税理士事務所では、無料相談の利用が可。
【無料相談】=【必ず依頼をしなければいけない】ではありません。
まずは『お試し感覚』で聞いてみると良いでしょう。
実績ももちろん重要ですが、『雰囲気』はもっと大事。
協力的な態度で、感じが良ければ信頼できる相手でしょう。
また、絶対に譲れない点は『相続専門』であること。
税理士と一口に言っても得意分野があるのです。
もし自分で手に負えないと思ったら、そのまま依頼の相談へ移してもみるのも良いかもしれませんね。
時間管理ができ、気持ちが固まっている人であれば自己申告向き。
ネットサービスもうまく取り入れれば、リスク回避にも役立ち成功確率は上がるでしょう。
一方で、少しでも不安な気持ちがある人はやはり税理士への相談をおすすめします。
◆:「ムダなお金は1円も払いたくない」
◆:「期限までに間に合うか自信がない」
こんな人は、『確実で効果的な対策』を意識した方がいいでしょう。
あらゆる対策を組み合わせ、いちばんお得な方法で相続を完了させるのです。
税理士報酬を上回るレベルで節税でき、最終的に得をするというケースも珍しくはありません。
いざという時は専門家を頼る。
後悔しない選択肢の一つとして頭に入れておきましょう。
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