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今回のテーマは、やっと申請開始になりました家賃支援給付金。これを申請して不備なく受給するための書類の準備についてご案内します。
同じ内容を下記の動画でもお話ししています。
家賃支援給付金の申請に必要な書類は7つあります。1.誓約書、2.確定申告書、3.売上台帳、4.賃貸借契約書、5.家賃を払っていることがわかる書類・通帳、6.本人確認書類、7.通帳のコピー、これは入金のための通帳です。
7つの書類について説明していきます。まず1つめ、誓約書。これは家賃支援給付金のホームページからダウンロードして、ご自身で書けば大丈夫です。
2つめ、確定申告書。持続化給付金を申請した人はほぼ同じです。確定申告書で税務署の収受印があるもの。電子申告の場合は受信通知があるもの。青色申告の場合は青色申告書2枚目の月々の売上が載っているところが必要です。
3つめ、売上台帳。対象が前年同時期に比べて1カ月50%下がるか、3カ月連続で30%下がるかです。そのために該当する前年の売上台帳と当年・今年の売上台帳が必要です。
そして、記載要項に「わかるようにマーキング・印をつけてください」と注意書きがあります。持続化給付金にはなかった項目です。「わかるようにちゃんと囲ってください」とあります。
4つめは賃貸借契約書です。こちらは「2020年3月31日時点及び申請時点で有効なもの」という条件があります。要項に記載がありますが、これに合致した場合も必要箇所にマーキングをします。
「賃貸借契約書」というところにマーキングをします。物件の契約とわかるところにマーキング。家賃の値段にマーキング。ご自身の名前・大家さんの名前にもマーキング。
今回はマーキングをする・枠組みをして目立たせるということが必要となっています。要項で言うと52ページに載っていますので、確認してきちんとマーキングをしましょう。
必要事項が漏れていたら、また別の書類が必要です。契約書が用意できない人・ない人については「賃貸借契約書等証明書」という書類がwebにありますので、こちらを用意してください。貸している人・借りている人、大家さんと申請する人、連名での署名が必要です。
「署名」という言葉もポイントとして押さえてください。「記名」「押印」というのはゴム印・ハンコでOKです。今回は「自署」という書き方をしているんですが、「署名」というのは直筆でないといけません。
だから、大家さんにゴム印をポンと押されたら、もしかすると審査でアウトになるかもしれません。「署名」という風に記載がありますので。そこも知っておいてください。
5つめ、家賃を支払ったことが分かる明細。通帳の履歴があればコピーをして、これもポイントとしては表面・名前が書いてあるところと実際払ったところと通帳、そして払ったのが分かるところにマーキングをする。これが必須条件となっています。ポイントはマーキングです。
たとえば通帳のコピーがないとか振り込んだけど振込の明細がない人については、「支払実績証明書」という書類がwebにあります。こちらも大家さんと申請する人の署名が必要となっています。ない人はこちらの書類で代用が可能です。
3カ月間支払った実績がないといけないんですが、たとえば2カ月前・3カ月前は免除してもらった、もしくはちょっと遅らせているという場合は、「支払免除等証明書」という書類があります。これも大家さんと申請する人の署名が必要となっています。こちらをご準備ください。
そして、あと2つ。本人確認書類、運転免許証の裏表など。それと、入金をお願いする通帳の口座、これも表面と1枚めくったところと名前・住所が載っているところが必要です。
ポイントは今申し上げた通り、マーキングをしなければならないということです。今回は要項が70ページくらいあって、結構後ろの方に書いてあります。きっちりと要項通りに申請をすれば不備はないと思います。
これを読まずにトーン!と申請してしまうと「不備でーす」と返ってきます。持続化給付金のときもそうだったのですが、どこが不備かよくわからないメールだけが来ます。
申請がどんどん遅れるということにもなりますので、このブログをお読みの皆さんはきちんと書類を用意して、1回で申請が通るようにしましょう。
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