今回のテーマは確定申告。

令和2年分の確定申告は令和3年2月16日から3月15日が申告期間となっていて、その間の税務署は完全予約制になりました。実際どうすれば予約を取れるのか？　このお話をしていきます。

このページの内容は下記の動画でもお話ししています。合わせて御覧ください。

1．確定申告の期間をおさらい

2．確定申告会場の予約方法

3．LINEで国税庁と友達になる

4．予約を取る

まずは確定申告の期間をおさらいしましょう。

令和2年の確定申告の申告期間は2月16日から3月15日です。新型コロナウイルス感染症の影響で延長される可能性はありますが、原則はこの期間です。原則というのは、贈与税や消費税など期間が異なるものもあるということです。

税務署の開庁時間は午前8時30分から午後5時まで。税務署のほか、確定申告の申告会場も同じです。今年令和3年に行なう令和2年分の確定申告については2月16日から3月15日に申告しますが、税務署及び申告会場は完全予約制になるということが発表にされています。

予約の方法は2つです。ひとつはLINEで国税庁と友達になって、LINEから予約する。予約可能日は来庁希望日の10日前からです。

もうひとつは当日配布する予約券をもらう方法。当日、自分が行きたい税務署もしくは申告会場に行って予約券をもらって、指定された時間に改めて行きます。早く行けば早い時間の予約券がもらえるでしょうし、遅い時間に行けば遅くの予約券となるでしょう。

予約可能な時間が当日の午後4時までと正式に発表されました。午後4時までなのですが、早めの終了もあり得ます。午後4時までに大勢が来庁したら、閉庁時間の午後5時までに終わらない可能性があるため、早めの終了もあります。翌日以降になる可能性もあります。

実際にスマホでLINEの友達登録から予約までしてみましょう。

まずは友達登録です。友達追加するのにパソコンやスマホで「国税庁　LINE」と検索すれば、国税庁のホームページを見つけることができます。ホームページには国税庁のLINEアカウント名やLINE ID、QRコードが掲載されているので、それを使ってLINEで国税庁を探し、友達登録しましょう。

この方法がわかりづらい人はスマホでLINEアプリを開き、「国税庁」と検索しましょう。国税庁の公式アカウントがすぐ見つかりますので、これを友達に追加します。

予約の手順は次の通りです。

1. 都道府県の選択
2. 「許可をする」をタップ
3. 申告会場の地域を選択
4. さらに詳細な地域を選択
5. 日時を選択

現時点（1月19日）で予約ができるのは、10日後の1月29日までです。この時点ですでにどの日程のどの時間帯も1枠しか残っていません。一番近い20日・21日・22日は予約がほぼいっぱい。25日はもう枠も少ない状態です。

たとえば1月29日。時間枠は朝9時から30分刻みになっていますが、残り1枠となっている時間枠が閉庁近くまで続いている状態です。