ご自宅への出張面談も可能です
2022/7/26 更新
こんにちは。相続税理士の天尾です。
今回のテーマは、「郵送で行う相続放棄の手続き」。
裁判所に直接行かないと出来なさそうな印象がある相続放棄ですが、実は郵送だけでも可能です。
遠方に住んでいる人にとっては嬉しい情報ですが、具体的にはどんなことをすれば良いのでしょうか?
「地元に戻るのが難しい。。」
「郵送だけで相続放棄を完了させたい」
▼
こんな方はぜひ、読んでみて下さい。
なお、手続きに必要な書類は「誰が」相続放棄するかで変わってきます。
本記事では相続人ごとに、揃える書類をおまとめ。
当てはまる内容をチェックしてみましょう。
照会書とは、質問事項が記載されている書面。
すでに提出している「相続放棄申述書」の内容と、矛盾がないように回答します。
家庭裁判所によって内容はマチマチですが、以下のような質問が書かれています。
Q:故人の死亡をいつ知ったか
Q:相続放棄の申立ては本人か、または依頼したものか
Q:相続放棄の意思確認
Q:相続放棄の理由
Q:相続財産の処分してないか etc.
家庭裁判所へ送付します。
送る前に「コピー」を残しておくと安心です。
提出した書類に基づき、家庭裁判所で審理。
最低でも1~2週間かかります。
相続放棄の手続き完了。
「相続放棄不受理通知書」の場合は、不成立です。
相続放棄ができるのは、「亡くなったことを知ってから3ヶ月以内」。
郵送による手続きは通常と比べ時間がかかります。
相続放棄をしたい人は早めに手続きを開始しましょう。
必須ではありませんが、以下のようなことをしておくと安心です。
遠隔手続きでの不安を解消しつつ、確実に進めていきましょう。
★【相続放棄申述書のコピー】を残しておく
★追跡できるよう、【書留郵便】や【レターパック】で送る
★書類が無事に届いたか【問い合わせ】する
戸籍謄本には種類があります。
場合によっては全種類存在し、すべてを取り揃える必要があります。
★戸籍謄本
★除籍謄本
★改製原戸籍
戸籍謄本には種類があります。
場合によっては全種類存在し、すべてを取り揃える必要があります。
★戸籍謄本
★除籍謄本
★改製原戸籍
戸籍謄本には種類があります。
場合によっては全種類存在し、すべてを取り揃える必要があります。
★戸籍謄本
★除籍謄本
★改製原戸籍
戸籍謄本には種類があります。
場合によっては全種類存在し、すべてを取り揃える必要があります。
★戸籍謄本
★除籍謄本
★改製原戸籍
役場へ必要書類を送付し、郵送してもらいます。
詳しくは役場HPや電話にて問い合わせてみましょう。
以下のような行為は「相続した」と判断されます。
相続放棄をすると、相続権は後の順位の人に移行。
「借金」も移動してしまいます。
身内トラブルの原因になる可能性もあることを覚えておきましょう。
「相続放棄申述書」だけ先に提出しましょう。
「追完」という方法で、必要書類を後で提出することができます。
裁判所にその旨伝え、手続きをしていきましょう。
財産の内訳が分からなければ、相続放棄すべきか判断できません。
期限までの相続放棄が難しい場合は、「期間の伸長の申立て」をしましょう。
家庭裁判所へ申立書を提出し、手続きします。
「未払いの固定資産税」は、支払い義務が残る可能性あり。
固定資産税は、1月1日時点に台帳に登録されている人に対して請求されます。
相続放棄の成立が年を跨いでしまった場合、課税されてしまうため注意が必要です。
なお、「所得税」「市民税」「国民健康保険料」の支払い義務は、相続放棄により消滅します。
★郵便局
★ゆうゆう窓口
★法務局
★コンビニ ※
コンビニは置いている種類は少なく、購入できるものが限られます。
取り扱っていない店舗もあるので注意しましょう。
現金を「為替証書」に置き換えることで送金ができる支払い方法。
少額の送金にぴったりです。
・・・金額の種類・・・ | ||
---|---|---|
50円 | 100円 | 150円 |
200円 | 250円 | 300円 |
350円 | 400円 | 450円 |
500円 | 750円 | 1,000円 |
★ゆうちょ銀行
★郵便局
「相続放棄不受理通知書」が届いた場合、相続放棄は不成立。
納得できない時は、高等裁判所へ即時抗告も可能ですが、審判結果を変えるだけの材料が無い限り、成立はまず無理。
どうしても成立させたい場合は、専門家へ相談するのが良いでしょう。
相続放棄に影響されず、入手できるお金もあります。
ただし、死亡保険金は受取人が相続人になっていることが条件。
契約内容に左右されるので注意しましょう。
遠方の強い味方、郵送手続き。
なかなか現地へ行くことが難しい人も、これならば相続放棄ができますよね。
無理な日程調整からも解放できそうです。
しかし、郵送手続きは通常よりも時間がかかってしまいます。
3ヶ月という短い期間もあり、余裕をもった手続きが大前提。
すでに期限までに時間がない、という方へは不向きな方法かもしれません。
さらに、申述は原則一度きり。
審判結果をひっくり返すことは困難であり、不成立になれば相続せざるを得ません。
◆:「確実に相続放棄したい」
◆:「期限まで時間がないけど、どうしても相続放棄したい」
◆:「手続きが面倒」
確実な手続きや手間を省きたい方は、一度専門家へ相談してみましょう。
もちろん報酬は発生しますが、あれこれ悩んだり不安に思う必要が無くなります。
個人での相続放棄手続きは、借金を抱えてしまうリスクも。
その後の人生も大きく左右されるため、ぜひ前向きに検討してみましょう。
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複数の専門家を行き来する手間も省けるため、煩わしさも軽減できます。
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