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今回のテーマは、日本にどれくらいの税金の種類があるのかということについてです。同じ内容を下記の動画でもお話ししていますので、合わせてごらんください。
日本にどれくらいの税金の種類があるのか。まず最初に答えから行きます。日本にある税金の種類は47と言われています。これは財務省が発表している数字で、47ということになっています。
では、この47の税金を、いろいろな分け方で分類していきたいと思います。分類方法は4つあります。
この4つの分類で47の税金は分けることができます。
まず1つめ、「誰に税金を納めるのか」。税金の支払い先は国と、地方税と言われる市町村・都道府県に払うものの2つに分けられます。
代表的なもので言うと、国の場合は所得税とか法人税ですね。地方税は住民税や事業税などです。このように国と市町村・都道府県、国税と地方税という分け方ができます。
2つめの分類、「誰が納付をするのか」。これは直接税というものと間接税というものがあります。
直接税というのは、たとえば皆さんのように給料をもらったり事業をして利益を得た人が、直接恩恵を受けた人が、直接税務署に支払う。これを直接税と言います。
間接税というのは、代表的なもので言えば消費税ですね。消費税は皆さんは店にごはんを食べたりものを買ったりするときに払いますが、税務署にその都度8%、10%というのは払いに行かないんですよね。
これは店の人が一旦預かって、店の人が消費税を税務署に納めています。こういうのを間接税と言います。このように2種類に分けることができます。
3つめの分類は「どのように税金税額が決まるのか」というものです。1つめは「申告納税方式」、2つめは「賦課課税方式」。
申告納税方式というのは確定申告に代表されるように、税金を納める人が自身で計算をして、金額を決めて申告して納付する方式です。これを申告納税方式と言います。
賦課課税方式というのは国や市町村が「あなたはこの税額を払いなさい」という風に決めて、税金を納めることを言います。代表的なもので言えば固定資産税や自動車税など。これは地方や国が決めて納めることになっています。
4つめの分類。「どういうときに税金がかかるのか」ということで分けることができます。これは3つあります。「所得課税」、「資産課税」、「消費課税」という3つです。
では、1つめの所得課税について。所得課税というのは所得を得たときに発生する税金だと思ってください。代表的なもので言いますと、名前の通り所得税や、会社の利益に対する法人税などがあります。このようなものが「所得課税」と言われます。
2つめ、資産課税。これはものを保有したり買ったりすることで発生する税金だと思ってください。代表的なものは相続税・贈与税・不動産取得税・固定資産税。このようなものを資産課税と言います。
3つめです。消費課税。これはものを消費したり何か行動することによって発生する税金です。代表的なものは消費税ですね。ものを買うことによって発生する税金です。
あとは、たとえば行動することによって発生する税金で、ゴルフ場利用税。ゴルフをすることで発生する税金ですね。ほかには、入湯税。温泉に行って入ることで発生する税金です。このように分けることができます。
分類方法を4つ説明しましたので、最初から最後までおさらいをしていきます。一番最初のおさらい。日本の税金の種類は47個です。この47個を4つの方法で分けることができます。
1つめは「誰に支払うのか」。国と地方、国税と地方税という分け方ができます。
2つめは「誰が納付するのか」。直接税・直接支払うのか、間接税・誰かを経由して支払うのかということで、分けることができます。
3つめ、「どのように税額が決定するのか」。申告納税方式と賦課課税方式という2つに分けることができます。
そして、4つめ。「どういうときに税金がかかるのか」。所得課税・資産課税・消費課税の3つに分けることができます。
細かい税金の種類については、今回はお話ししませんでしたが、47個ある税金はこのように分けることができます。こういうことを知っていると雑学としてもお話ができるかと思いますので、ぜひ知っていただいて、このお話を皆さんにも広めていただきたいと思います。
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