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今回のテーマは、ソフトバンクグループ総帥・孫正義さんの驚愕の年収について。今回は2020年3月期の有価証券報告書の内容に基づいてお話をしていきます。
このページと同じ内容を下記の動画でもお話ししています。
有価証券報告書というのは上場会社の財務の内容です。こちらは発表しなければならないということで、年収とか売上とか、そういうことがが載っているものだと思っておいてください。
では、2020年3月期の現時点で発表になっている有価証券報告書、そして役員報酬ベスト3を発表していきたいと思います。まず3位。武田薬品工業クリストフ・ウェバーさん、20億7300万円。そして2位は、ソフトバンクグループ副社長マルセロ・クラウレさん、21億1300万円。
そして第1位は、そうです、みなさん期待のあの方です。住友不動産元会長・高島準司さん、22億5900万円です。おめでとうございます。
ということで、2020年3月期の第1位は住友不動産元会長の高島さん22億5900万円ということが現時点では分かっている内容です。
では、孫正義さんのお話です。孫さんの2020年3月期の役員報酬は2億900万円。副社長のマルセロ・クラウレさんは21億1300万円なので、約10倍くらい孫さんの方が低い。10分の1ということです。
これはなぜかと言うと、孫さんはソフトバンクグループの大株主、ソフトバンクグループの創始者であるので、株をたくさん持っています。そしてその株には、利益が出た会社では配当という制度があるので、その配当というのがまた桁違いにあります。
こういう風な収入のもらい方をしている人が、日本にはもう1人有名な人がいます。ユニクロの柳井さんです。柳井さんも実質ユニクロを創業して上場させた人なので、相当数の株を持っています。
なので、役員報酬では柳井さんは上位には名前が出てきません。でも配当収入を合わせると孫さん・柳井さんが1・2というのが毎年のお決まりです。
では、孫さんの驚愕の年収・配当について、いくらかということです。これは約1年前の2019年3月期の後に孫さんの年収は100億円ぐらいだと、報酬が約3億円・配当が約100億円で、100億円を超えているという話がありましたが、実はびっくりところがどっこいです。
2020年3月期のソフトバンクグループの有価証券報告書を見ると、株の配当は2019年に比べて倍になっています。ということは、単純に孫さんが受け取る配当は倍の200億円となっています。
株式分割というのがソフトバンクは途中であったんですけども、約2億3000万の株式を持っている孫さん。そして年間配当が88億円ということで、200億円を超えました。
では、税金はどうなるの?という話なんですが、株とか配当とかを受け取ったことがある人は、株配当は20%、20.315%とかなんですけども、一定の税額になっているという認識の人が多いと思うんですけれども、実は上場会社の大株主というのはその一定が取っ払われています。
なので、孫さんは所得税の最高税率で45%、住民税合わせて55%の税金をおそらく取られていますので、200億円を超える年収があったとしても、100億円以上は納税して、余った100億円でいろいろな基金を作ったり、寄付をしたりということをされているということです。
おそらく現時点で、日本で一番資産を持っていると言われている孫さん。そして年収は200億円というのが有価証券報告書から読み取れる内容です。
経済もこういう風に有価証券報告書とか、自分の興味のあることを見てみるとおもしろいので、ぜひ今後も引き続きこのブログをお読みください。
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