ご自宅への出張面談も可能です
今回は、マイナンバーに銀行口座を紐付けすることが義務化されるということについて、お話ししていきたいと思います。
同じ内容を下記の動画でもお話ししています。
マイナンバーに銀行口座が紐付けされるとどうなるかと言うと、税務署は差し押さえし放題になるということです。どういうことかと言うと、差し押さえするというのはなかなか至難の業なんです。
個人で考えていただくと分かりやすいんですが、私がAさんにお金を貸して、Aさんが返してくれなかったとします。裁判をして、私が勝ちました。裁判はここで終わります。
私はどうするかと言うと、その判決上でAさんからお金をとりあえず取らないといけないんですけども、払わない人については差し押さえというのをするんですね。でも、Aさんの財産を把握しなければいけない。
私が銀行に判決を持って行ったところで、銀行はAさんの財産状況を私に教えてくれる訳がないんです。だから裁判に勝ってもお金が取れないというケースはたくさんあるんです。
税務署は私たちのように手続きを煩雑にしなくても簡単にはできるんですけども、銀行というのはJAを含めると日本に1500あるんですね。それの調査というのは非常に困難を極めます。
そして、悪知恵が働く人は自分以外の口座にお金を残す場合もあったりするんです。たとえば家族の名義とか、もっと悪知恵が働く人は読み仮名を変えて口座を作ってしまうとか。
運転免許証などには読み仮名・ふりがなというのが入っていないので、これはできるという抜け穴なんですが、そういうことをする人もいるんです。
だから紐付くということは、その銀行口座はこの人のものに間違いないということ、そこに入っている財産についてはその人のものだということに、国がお墨付きを与えることになります。税務署にとっては差し押さえが簡単にできるので、やり放題になるということです。
今回の制度について反対されている人もいらっしゃると思いますが、私自身は別に何も悪いこともしていないので、給付金10万円の手続きが簡単にできるということであれば、それはそれでいいのかなと思います。
税制の改正や相続に関する情報をタイムリーに配信中!
是非登録してくださいね!
税金!相続等の情報をタイムリーに
解りやすく動画で配信しております!
ぜひチャンネル登録をしてご覧ください